社長室101 株式会社システムインテグレータ

管理ソフトの新しいスタンダード「ERP」生みの親

会社名:株式会社システムインテグレータ 設立:1995年

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優れたプログラマを育て、世界に通用するプロダクトを!PG BATTLE今年も開催!

2021-10-16

 2021年9月、株式会システムインテグレータの梅田社長のもとを訪ねた。 同社は一般的なIT企業に多い、クライアント先への出向は行わず、自社プロダクトで事業を展開しているソフトウェア企業だ。

 同社が主催するプログラミング大会”PG BATTLE”も今年で4回目を迎える。

 PG BATTLEとは、3人1チームでプログラミング課題の成果を競う大会で、世代別に3つの部門(?高校、中学、小学校、その他スクールの部(18歳以下) ?大学&大学院、高専、専門学校の部  ?企業の部)に分かれている。大手IT企業スポンサーによる表彰や賞品も魅力の一つで、毎年1000名を超える企業や学生が参加するイベントとなっている。

【PG BATTLE2021 開催概要はコチラから】
https://products.sint.co.jp/pg_battle 

 このイベントを開催するに至った背景には「日本のプログラミングを盛り上げたい、そしてプログラマの地位を向上させたい」という想いがあったと梅田社長は語る。そもそも、プロダクト制作を建築に例えるのであれば、エンジニアは設計士でプログラマは大工。どんなに良い設計でも、大工の腕が悪ければ建て付けの悪い建物しかできないように、良いプロダクトを作るためには、腕の立つプログラマの存在は不可欠なのだ。
 梅田社長は「高い技術を持ったプログラマでも、なかなか評価されにくいのが日本のIT業界。今後、世界に通用するプロダクトを生み出していくためには、この状況を打開する必要がある」と、業界を牽引する一人としての使命を述べた。

   一方、社内に目を向けると、3Kイメージの根強いIT業界の中でも、同社は働きやすい会社として社外からも評価が高い。例えば、総務省による「テレワーク先駆者百選」への選出や、厚生労働省による「プラチナくるみん(優れた子育て支援の取り組みに対する評価)」・「トモニン企業(仕事と介護の両立ができる環境に対する評価)」へも認定されており、同業や求職者から注目を集めている。
 「世の中まだまだITの力が必要。常に新しいことができるワクワクがあるので、もっと多くの人を巻き込んでいきたい」と梅田社長は目を輝かせた。

(2021年10月公開 柴田有紀/カウテレビジョン)

日本のプログラマにスポットライトを!IT企業は人が資本

2019-06-24

2019年6月、株式会社システムインテグレータの梅田社長を取材した。

同社はソフトウェア開発を行うIT企業だが、業界では珍しく、受諾や派遣は行わずに、パッケージソフトウェアを自社開発しているのが特徴だ。それにより、高い技術力を持った社員を育成し、世の中に新しい価値を提供し続けている。

そんな同社では、ソフトウェア開発を行う傍らで、企業及び学校対抗のプログラミングのスキルを競う大会「PG BATTLE」も主催している。昨年は初開催にも関わらず予想以上の応募が集まり、260チーム780名もの参加があった。
2020年から小学校におけるプログラミング教育の必修化が決まったものの、まだまだ日本のIT業界はプログラミングに対する意識が低く、もっと日本のプログラマにスポットライトを当てて大事にする風潮を作りたいと思ったのがイベント開催のきっかけとのこと。

第2回となる「PG BATTLE 2019」は、今秋9月28日(土)に開催される。今年はスポンサー制度を導入して賞金や賞品をもっと魅力的にし、1000チーム3000名の参加を目標としている。ますます熱いバトルが展開されそうだ!

▼「PG BATTLE 2019」の詳細はコチラ
【今年の概要】 PG BATTLE 2019 公式サイト 
【昨年の模様】 PG BATTLE 2018 公式サイト 

一方、社内での取り組みについても伺うと、2019年1月に厚生労働省が認定する子育て支援企業として「プラチナくるみんマーク」を取得したという。今回の受賞に際して特に注目したいのが、10名以上もの男性が育休を取得したという実績である。

育休制度はあっても利用がしにくいという課題が世間的に注目される中、梅田社長自らが率先して「育休中の留守は任せておけ」とばかりに社内への呼びかけを続け、制度を利用しやすい環境を整えたそうだ。
同社では、子育て支援だけでなく、月次の経営会議で離職率・有給取得率・残業時間を数値で確認し、毎年社員アンケートも実施して働きやすい環境づくりに努めている。主観的な「やったつもり」でなく客観的に「できているか」を重視していると梅田社長は語った。

常に時代の先を行くIT企業、株式会社システムインテグレータ。同社の躍進は今後も続いていくだろう。

取材:柴田有紀/カウテレビジョン(2019年6月13日)